LOGzeudon

名古屋で働いているWebデザイナーのブログです

Hatena Design Hour #2に参加して学んだこと

Hatena Design Hour #2 in Kyoto

先日「Hatena Design Hour #2 in Kyoto」に参加してきました。
だいぶ時間が経ってしまいましたが、学んだことを書いて振り返ってみます。

イベントについて

「株式会社はてな」さん主催の、デザイナー向けのイベントでした。
「デザインを見て、デザインを学ぶ」がテーマ。

たまたまTwitterでこのイベントのツイートを発見。
はてなで活躍するデザイナーさんの、デザインに対する思いや考えを直に聞けるチャンスだと思って張り切って参加しました。

記事の前置き

詳細な内容はあえて書いていません。
また、登壇された皆様の意図とは違う受け取り方もしているかもしれません。

全体を通しての感想

「デザインを学ぶ」と銘打たれたイベントですが、ゴールはなくふわっとした雰囲気だったので、目的意識を自分の中で持っていないと学んだ実感を得難いイベントだったかと思います。
自分の中では、特に「情報デザイン」、UX/UIデザインの面白さ・大切さを再認識させてもらいました。(UXやUIといった言葉はほとんどありませんでしたが。)

自分はECサイトのデザインが多いので、普段関わらない「Webサービスのデザイン」のお話ということでデザイナーとして刺激的に感じたし、取り入れられることは業務にて実践していきたいです。

ECサイトのデザインでは、実際に成果を出しているサイトを参考にして良いところを取り入れるケースが多いのですが、立ち止まって一つひとつの要素が本当にユーザーのためになっているか、伝えたいことをしっかりと伝えられる表現ができているかしっかり考えて、お客様にも説明できるようなブレないデザイン軸を持てるよう心がけたいなと思いました。

各セクションでの学び

B!KUMAガールズ リブランディング(mochapiさん)

若めの女性向けWebサービスのキャラクター(VI)デザイン制作の過程、またその展開事例について。

「自分が共感できるものをつくる」ということを大事にされていて、とにかくかわいいもの、かわいさを共感してもらえるものを如何に作ったのか垣間見れました。制作者当人がものすごく楽しそうだったのが印象的。
制作者とターゲットのペルソナが合致していて、本当に自分が受け入れられる、良いと思えるものを追求することが達成につながる事例だったのかと。

逆に、制作者とターゲットのペルソナが全く違っていたならば、そのペルソナに立ちきる努力をしないといけない。
それも、mochapiさんが自分の作ったものを楽しそうに語るのと同じレベルまで持って行けたなら、きっとデザインは成功するんだろうな。そんなことを思いました。

恋愛やグルメ、育児のニュースが満載! B!KUMA ガールズ - はてなブックマーク

Mackerelのデザイン(村田さん)

管理画面のデザイン、それもエンジニア向けのサービスのデザイン。
「機能をワークフローに落とし込む」というのが大切で、単に機能があるだけでなくて、使う人がどんな情報をどうやって得て、どのようにして活用するのかの流れまで考えることがデザインなんだと共感しました。

グラフィックデザインにおいては、「ツールとグラフィックの間」をめざしたとのことで、その表現がクール。

残念だったのは、きっと画期的な体験のできるサービスなんだと思うのですが、サーバー周りの知識が乏しい自分には、実際の画面を見て説明を聞いてもちょっとピンとこなかったところ。。

mackerel.io

村上さんのところ(種村さん)

新潮社とはてながコラボした期間限定サイトでのデザインの話。元は「とにかく村上さん(村上春樹氏)ががんばる」が企画趣旨だったらしいです。
ちなみに自分もよく見ていたし、雰囲気も好きだったサイト。懇親会でも種村さんと少しお話できて嬉しかったです。

「村上さんと質問者の1対1のやり取りをユーザーが読む」という構図をどう表現するかを課題として、そこに向き合ったデザインのポイントが示されました。
シンプルなサイトだと思っていましたが、思っていた以上に細部まで考えられていました。

また、「見出しがなぜ見出しとして成立するのか」を、改めて考えさせてもらいました。
コンテンツ(情報)をどのように表現して、どのように受け取り手(ユーザー)に伝えるのか、まさしく情報デザインの面白さを再認識しました。

www.welluneednt.com

はてなブックマークのアートディレクション(川上さん)

はてなブックマークでのアートディレクションのお話。

アートディレクションとは「世界観をつくる」こと。
ただし、Webではいくつかの理由があって長期的に一貫性を持たせることは難しく、その上で何をポイントとしてディレクションすべきか、具体的なお話を聞けました。
特には、「部分から全体をつくっていく」という考えはしたことがなかったので、それで良いんだという気づきになりました。

また、サービスに対して「定期的な全体像アップデート」を行っているとのこと。
プロダクトライフサイクル理論の話も少し絡み、サービスが衰退に入る前にそうしたことを積み重ねてよりよくしていく必要があると学びました。

案件定義書?(正確な名称はメモ忘れました)やデザインレビューの具体的な話も聞けてたので、仕事にも取り入れていくつもりです。

はてなブックマークって? - はてなブックマーク

なぜ、こんなご時世にブログサービスを作っているのか(uedayさん)

Twitterが全盛期でブログはオワコンなどと囁かれた2011年末に「はてなブログ」リリースしたというお話では、そのご自身の思いの強さ、リリースを為し遂げたことについて感銘を受けました。
上司の方などは、その想いを受け止めて制作を承認されたのか(まあそうなんだろうけど)、聞けばよかった…。

もう一つは、「ふつう」をデザインコンセプトにしたというお話。
スーパーノーマル展」でもうたわれていたこと…「あまりに普通すぎて意識にも残らないような物が、実は一番使いやすくて心地よいこともある」を心がけているそうです。
その上ではてなブログのデザインで大事にしているポイントを教えてもらいました。

自分の話ですが、大学では深澤直人氏のデザイン事例についてよく紹介されて、デザインをより一層好きになったことを思い出しました。仕事をしているうちに、プロダクトデザインとWebデザイン(特にECサイトのデザイン)はなんだか遠いもののように思えてしまっていたような気がします。
彼らの理論を実践しWebサービスをデザインしている方の話が聞けて、良い刺激をもらいました。

staff.hatenablog.com

参加してよかったです

以上になります。また同じようなイベントが開催されるのであれば参加したいと思いました。

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懇親会のハンバーガーもおいしゅうございました。ごちそうさまでした。
悔しいのは、あいかわらずのコミュ障っぷりを発揮してしまい、せっかく名刺を持って行ったのに誰とも交換できなかったこと。そこは自分の第一の課題として今後とりくんでいきたい次第です。