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LOGzeudon

名古屋で働いているWebデザイナーのブログです

デザイナーが「成果」を出すデザインをつくるためにするべきこと

デザイン

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クライアントから対価を頂いて制作する以上、基本的に、デザインには「成果」が求められます。

成果とは、売上やお問い合わせ、読者数、リピーター率、アクセス数など、目的により様々な姿になります。ただ、行き着く先は企業の利益です。

これビジネスの中で行う以上、Webにかぎらず、あらゆる領域のデザインの基本だと思っています。業務の中で先輩などに教わるか、クライアントとのやり取りなどから直接学びました。

ですが、デザインをやり始めた頃はどうしてもピンとこないものです。その状態で抽象的な要望をデザインし具体化するのは困難で、見た目は良いけど成果が出ないデザインになってしまいがちです。

いち早く、成果を出せるデザインをつくれるようになるにはまず何をすべきか、考えてみました。

企業(ビジネス)のことを知る

まずは、クライアントを知ること。「強みは何か」「誰がターゲットか」と言った問いかけも良いですが、もっと深いところ…そのクライアントがなぜ顧客に愛されているのかなぜ企業として継続できているのか、などを考えます。

「企業」は利益を生み出すため、社会に貢献するために存在します。利益を生まないもの(=お金にならないもの=ビジネスにならないもの)を、クライアントの立場からしてもつくるわけにはいきません。

デザイナーがデザインで「どう成果をあげるのか」を考えるにあたり、対象の分野にはすでにどんな企業がありどんなビジネスどうやって利益を上げているのか分析・把握が必要です。それをしないと、デザインがもたらす「成果」が何なのかを捉えることができません。

ですが、デザイナーになりたての時はクライアントと直接関わる機会は少ないでしょう。学習しようにも何から手を付けようか迷うはずです。

そこで、まずは企業を端的に表すクリエイティブな表現に目を向けてみるのはどうでしょうか。取っ付きやすいし、吸収できることも多いと思います。

企業のキャッチコピーを観察してみよう

企業にかかわる様々なキャッチコピーや、メッセージ。これを、制作側や使っている企業の立場になって、どうしてこのテキストやビジュアル、導線、レイアウトを選んだのか思考してみます。一体、誰に何を伝えようとしているのでしょうか。

例えばキャッチコピーにばかり目が行きがちですが、その企業やWebサイトの価値を探るにはそれ"だけ"を見てもあまり意味がありません。キャッチコピーとセットになっている文章の内容、ビジュアルの見せ方、モチーフなども重要です。

心動いたキャッチコピー、メッセージを集めよう

企業に関わるコピーやメッセージで、「おお!」となるものがあれば手元に残しましょう。

自分の心が動かされた理由を考え、さらに自分ならばどう表現するのか試してみます。それが、企業価値やそれを表現するデザインの考え方を身につける良い方法だと思います。

ちなみに私は、非公開のはてなブログを作り、そこに記録するようにしています。

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カテゴリ分けしておくと、似た理念であっても企業が違えば表現が全く違うことなど、いろいろ比較して見れるのが便利です。

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まとめ

成果を出すデザインをつくるには、「成果」をデザイナーが具体的にイメージできることが前提になります。

「成果」を求めているのは、クライアントです。「成果」を知るには、まずデザイナー自身がクライアントの立場になりきる必要があります。会社員の立場と、企業の立場では根本的な価値観が異なるので、そこはデザイナー側から埋めていく必要があります。

その入りやすい一歩として、企業のキャッチコピーを観察してみる、ということを紹介しました。

ビジネス感覚、見た目の美しさ、機能性などをバランスよく意識すると、クライアントや他の部門の人とのコミュニケーションも取りやすくなります。結果的によりよいデザインをつくること、成果を生み出すことに繋がるのではないでしょうか。

(c) rokuzeudon