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LOGzeudon

名古屋で働いているWebデザイナーのブログです

名古屋学芸大学 卒業・修了制作展 2016 を少し見てきました

卒業生でも関係者でもないんですが、名古屋学芸大学 メディア造形学部 デザイン学科・映像メディア学科の卒業・制作展をふらりと見に行ってきました。

なぜ行ったのか

広告なのか誰がかいいねしたのか、Facebookで展覧会情報が流れてきました。その時に見たこのビジュアルが好きで、どんな展示やってるのか興味が湧いて見に行きました。広報も力入ってる。

名古屋学芸大学 卒業・修了制作展 CM「ぼくらはユメを見る」2016年1月13日(水)から17日(日)の期間、愛知芸術文化センターで開催する卒展のCMです。こちらのCMは企画から撮影、音楽の制作まで、全て学生が主体となり行いました!キャストも映像メディア学科4年のみで構成されております!是非ご覧ください。

Posted by 名古屋学芸大学 映像メディア学科 卒業・修了制作展 on 2016年1月10日

イベント概要

映像メディア学科 公式Webサイト
名古屋学芸大学映像メディア学科卒業・修了制作展2016

デザイン学科 お知らせ
メディア造形学部 卒業制作展開催スケジュール|名古屋学芸大学

(メディア学科はいろいろ力が入ってますね。デザイン学科の方はWebサイトは見つかりませんでした。)

よかったところ

ボリュームのある展示で見ごたえがありました。16:30くらいから18時(終了時間)の間でじっくり見てたら、全体の半分(デザイン学科の展示)までしか行けませんでした…。

デザイン学科の展示、グラフィカルな表現はさすがみなさん上手だなと思ったんですが、その中で+αというか、特に印象に残った作品をあげてみます。

すずりフォント

和文字ロゴに合わせるための英文字フォント。最高の脇役を目指して作りました。

テーマ自体が、自分としては目がウロコでした。
和文字ロゴに英字を並べる際、メインの和文字を邪魔しないように…と考えて配置してしまいがちです。和文字の良さが引き立つ相性のよいフォントが最初からあれば、そのロゴはより魅力的になりそうな予感。ぜひ実際に使ってみたいですね。

IROKAGETSU

人は今日に色をつけるとしたらどんな色をつけるのでしょうか。感情を色で伝え、色によって人の1ヶ月間を記録し視覚化します。

こういう色彩表現を生かしたアプリがあると面白そう、と嫁ちゃんと話していました。

その日の気分を選ぶと、こんな色ですか?と候補を出してくれるとか。日記の文章から、どんなキーワードが〜〜%入ってるので、総合するとこんな色ですね、と判定して出してくれてもいい。後で振り返ると、この時期はピンクな感じだなあ、なんだかブルー多いな、とか、色彩で視覚的に振り返られる日記アプリ、面白そう。

レポートみたいな見せ方の提案もあり、美しさと機能性が両立されてる感じがしたのもよかったです。

おくりものが、もしも石しかなかったら

なんでもないものを手に持ってみる。そうすると、選んだ理由から、あなたらしいモノの見方が見えてくるかもしれません。

とても良いワークショップだと思いました。

モノの見方を見つめ直す、モノを新しい視点で捉える姿勢、というのは、何かをデザインする上で欠かせない姿勢です。それは、日々の暮らしをどう良くするか、直面した課題にどう向き合うか、その答えにもつながるので、その視点を見つめ直す機会が手軽に得られるのは貴重だと思いました。

もうちょっとサプライズ感というか、おもしろ味ある企画と組み合わさると一層良いものになりそうです。

けももも 絵本プロジェクト

「桃太郎」の主人公を、動物たちに置き換えたストーリーの絵本を展開していきます。

動物の特徴を学ぶとても効果的な手段だと思いました。ベースは「桃太郎」というみんな「知っている」物語なので、楽しみやすく記憶にも残りやすい。

家来じゃなくて「桃太郎」の方を置き換えてるのが面白いです。ベースが同じなので、動物の特徴をストーリーで比較できるのも良い。絵本のクオリティも非常に高く、もし図書館にあったら小学生の私は全冊読んだことでしょう。

ソラのソラ

様々な人が行き来するこの空をもっと快適にしたい。飛行機に乗る人が心地よいと感じるような、空を快適にするための提案。

課題に対する解決プロセスが具体的で、よく考えられた提案だと思いました。飛行機の機内を快適にする、という着眼点が自分は全然なかったですし。デザインもクールで、機内に良い意味で溶け込みそう。

かなあそび

筆順の大切さを知ってもらうため幼少期より文字になれ親しみ、正しい筆順を触って覚え、文字と触れ合う機会を作るおもちゃです。

筆順が学べる木のおもちゃ。ありそうでないやつ。学習のレベルによって使い方を変えれたり、素材選定の理由、持ち運び方法など細かいところに配慮されてるのが伝わる展示でよかったです。

ひととおり見ての感想

自分も大学では卒業制作をやりました。その時に反省したことがあります。

  • 誰に何を与える(伝える)のかテーマを明確にした制作をすること
  • 見る人に何を与える(伝える)のか明確にした展示をすること

特に後者。今回も、よくよく見ると面白そうなことをやってるのに、その展示じゃ伝わらんやろ!という展示が目につきました。こう思えるのは、自分についてはちょっとは成長したのかなあと思うところと、作った人については…まあでもしっかり見てくれる人には伝わるだろうし今後気付いて活かしていけるといいんじゃないですかね????…そんな感じで感傷に浸っておりました。

学生だからどう…ということもなく、すごい作品は本当にすごいと思いました。全体(途中までしか見れてないですけど)を見て様々な視点での気づきがありましたし、自分も負けてられないな、と思わされた展示でした。